家は建てたけど、インテリアコーディネイトや暮らしやすい空間づくりはなかなか難しいもの。部屋のリフォームや模様替えに頭を悩ませている人も少なくないでしょう。そこで今回の“プラスαの空間づくり”は、そんな悩みを解決する空間演出のコツや、プロならではのアイディアをお話しましょう。 私が考える“快適な空間づくり”のポイントは、「床と壁にバランスよくアイテムを配置すること」 「ファブリックの色味を合わせること」の2点。このオーソドックスな鉄則こそが、心地よい、生活に潤いを与えてくれる部屋づくりへの近道なのです。 右のイラストを例にすると、床にラング、ソファ、ローテーブルとテレビボードを置いて広々間を演出しながら、壁にはファブリックパネル、聡明やカーテンなどで色味をつけて明るい印象に。そして、ソファ(ブラック)とラグ(ダークグリーン)とカーテン(イエロー)。これらのファブリック系の色を合わせて統一感を持たせます。この壁と床のバランスと、色味の統一を住み手のセンスや好みに合わせてアレンジしていけばいいというワケなのです。 もうワンランク上を目指すなら、植物の背の高さや、目につく場所に置かれる花器や小物の色、照明のデザインにもこだわってみてもいいでしょう。カーテン生地を活用してファブリックパネルをつくってみたり、壁紙を変える変わりにカーテン生地に模様替えしてしまうのもオススメです。 明日から早速試してみてはいかがですか?