ユーロJスペースが目指すのは、生活空間をトータルにプロデュースすることで、暮らしにプラスαの価値を生み出す家づくり。間取りやデザインはもちろん大切ですが、心地よさの決め手は、色彩や照明、音や香りなどを工夫して施すことでも、空間は見違えるように快適になるものです。 そうした“プラスαの空間づくり”とは、実際どのようなものなのか、今回は“寝室”をテーマに考えてみました。 睡眠は人間にとって欠かすことができない欲求のひとつ。それだけに寝室のコーディネートは、リラックスして過ごせる工夫が大切です。例えば、壁やカーテンの色をダーク系でまとめ、フィットライトや間接照明で落ち着けるムードを演出したり、採光と広々感をもたらす窓を大きめに取るというように。また、くつろぐということを考えれば、“寝る”好意につながる生活要素を寝室に置くのも一案です。シャワーや洗面化粧台を置いたり、あるいはミニキッチンやミニリビングのようなスペースがあれば、寝室は体の休息ばかりではなく、心も満たされる癒しの空間になるでしょう。 こうした空間のエッセンスは、住まいを持つときでなく、リフォームや部屋のレイアウト変更などでも暮らしのブラッシュアップにも役立つはずです。 このコラムでは、今後もそんなより快適な暮らしを実現する住“プラスαの空間づくり”を紹介していきます。お楽しみに。