建築デザイナー 穂満 慎一
海外で生活していると、日本とは違う生活様式や考え方に驚いたり、共感したりと、日本にいる時よりもずっと、生活や住まいについて考えることが多くなるのではないでしょうか。 帰国後に自分が住みたいのはどんな家なのか? 良い機会ですので、あなたの住みたい家のイメージを大いに模索してほしいと思います。 海外には、新たな発見や驚きや感動がたくさんあるでしょう。日本ではほとんど出会うことのない大胆な色使いにときめいたり、機能的で美しいデザインに感心したり。普段からアンテナを張って様々なものを見て、触れて、感性を磨くことができれば、それはきっと帰国後の家づくりに大いに役立つことでしょう。
インテリアデザイナー 北崎 裕子
現地で購入した家具を、そのまま日本に持ち帰りたいというご希望がある場合、現在お住まいの国によっては、部屋のスケールが日本とは違うため、それを考慮した家造りが必要になります。 最初にプランニングのご相談に入られる際に、まず、持ち帰られる家具のサイズをお測りいただき、私どもにお伝えいただけますと、搬入経路、家具のレイアウトを考慮したプランをご提案できます。 また、海外にはインテリアの専門店が日本とは違って豊富にありますから、そこで気に入った水周りのアクセサリー(タオル掛け、ペーパーホルダー等)やドアのツマミ等を購入されるのもお勧めです。購入する前に画像をメールで送っていただき、ご相談なんていうことも出来ますよね。建築の細かい部分で気になっている部分の写真を撮っておくのも良いでしょう。海外では日常の中にも、センスの光る素材があらゆる所に溢れていますので・・・。